TOMURA

手の器用さと表現力を生かして多様なインタラクションを実現する手形状インタフェース

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About #

「TOMURA（Tele-Operable MoUntable Robotic hAnd）」は、人間の手の器用さと表現力を生かして多様なインタラクションを実現する装着型の手形状インタフェースです。

TOMURAは身体や環境の様々な場所や方向に装着することが可能です。装着の自由度と人間の手の多様な表現力を組み合わせることで、形状変化インターフェースやウェアラブルロボットの要素を取り入れたインタラクションをどこでも展開可能です。

TOMURAの可能性を示すため、デザイン空間を説明するとともに、実装したプロトタイプを用いたアプリケーションを実装しました。

例えば、TOMURAを手首に装着することで物体の把持を補助したり、遠隔の操作者との触覚的なインタラクションを可能にします。また、TOMURAを手のひらを向きに装着し、指にロボットハンドの指が触れることで、バーチャル物体に触れているような感覚を再現することができます。

他にも、TOMURAを机上に設置することで、ビデオ会議中に遠隔地にいるユーザーの手元を表現する物理的なアバターとして利用することができます。また、様々なモノを形状や状況に応じて保持できるデスクスタンドとして利用することも可能です。

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Shigeo Yoshida, Tomoya Sasaki, Zendai Kashino, and Masahiko Inami. 2023. TOMURA: A Mountable Hand-shaped Interface for Versatile Interactions. In Augmented Humans Conference (AHs ’23), March 12–14, 2023, Glasgow, United Kingdom. ACM, New York, NY, USA, 12 pages. (The first three authors contributed equally to this work.) https://doi.org/10.1145/3582700.3582719

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