- 研究/
PaCaPa
目次
詳しくは、 第一著者のwebページをご覧ください。
About #
「PaCaPa」は棒のようなバーチャルな道具を介してバーチャル物体に接触した際に、ユーザの手のひらに触覚を提示する把持型デバイスです。 PaCaPaは開閉する2枚の板を持つ立方体型をしており、ユーザーが持つバーチャルな道具がバーチャル物体に接触すると、板が特定の角度だけ開き、手のひらや指にかかる圧力をダイナミックに変化させます。 板の開く角度は、バーチャルな道具と手の方向との角度から計算されます。道具がバーチャル物体に食い込むと、それに比例してより大きな角度を表現します。
Renderbility of Size, Shape, and Stiffness #
PaCaPaの性能を評価するためユーザ実験を実施し、PaCaPaはバーチャル物体の大きさ・形状・硬さの3種類を表現することが可能なことがわかりました。
Applications #
PaCaPaを活用したアプリケーションを2つ作成しました。 1つ目は硬さと形状の違いを表現するもぐらたたきのアプリケーションです(下記の映像上)。 普通のもぐらやヘルメットをかぶっている硬いもぐらに当たったときの感触や形状の違いをを体験できます。
2つ目は大きさと物体との連続した接触を表現する「藁斬り」のアプリケーションです。 様々な大きさの巻き藁をバーチャルな刀で切ることができます。
Publications #
-
Yuqian Sun, Shigeo Yoshida, Takuji Narumi, and Michitaka Hirose. 2019. PaCaPa: A Handheld VR Device for Rendering Size, Shape, and Stiffness of Virtual Objects in Tool-based Interactions. In Proceedings of the 2019 CHI Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI ’19). Association for Computing Machinery, New York, NY, USA, Paper 452, 1–12. https://doi.org/10.1145/3290605.3300682
-
Yuqian Sun, Shigeo Yoshida, Takuji Narumi, and Michitaka Hirose. 2018. Handheld Haptic Interface for Rendering Size, Shape, and Stiffness of Virtual Objects. In Proceedings of the 2018 ACM International Conference on Interactive Surfaces and Spaces (ISS ’18). Association for Computing Machinery, New York, NY, USA, 411–414. https://doi.org/10.1145/3279778.3281759 Best Demo Award
Awards and Honors #
- ACM ISS 2018 Best Demo Award, 28 Nov. 2018.